「オートライト機能」の義務化が、気になる

オートライト機能について

オートライト機能とは、走行中に一定の暗さになると自動でヘッドライト(前照灯)の点灯・消灯ができる機能のことです。

この機能を装備した自動車では、オートライト 「 ON 」にセットすることで、エンジン停車時にライト消し忘れによるバッテリー上がりのトラブル回避になりますネ!

現在では、オートライト機能が装備されている車と装備されていない車とがあります。

それが今年の4月以降に販売される乗用車(新型車のみ)には、道路運送車両の保安基準改正により「オートライト機能」の搭載が義務付けられることになりました。

今回、義務化される「オートライト」には従来のオートライト機能に違いがあるそうです。

最も異なるのは、オートライトの切り替えではなく「走行中に一定の暗さになれば強制的に点灯する」「走行中にドライバーが手動で消灯できない」ということです。

従来のオートライト機能には、点灯するタイミングなどに明確な基準がありませんでしたが、今回の義務化によって統一されることになったようです。

 

<今回の改正で定められた主な新保安基準>
■周囲の照度が1,000ルクス未満になると、2秒以内に点灯する
■周囲の照度7,000ルクス以上になると、5秒から300秒以内に消灯する
■走行中、手動によるON・OFF機能はなし(ただし、駐停車状態にある場合は消灯可能)

また、すでに販売されている車や中古車には、オートライト機能の義務化は課せられていません。

オートライト無しでも車検を通すことができます。

日頃から早めのライト点灯を心がけ、安全運転に努めましょう。

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